エージェント

エージェントがもたらす生産性を Slack で働くすべての人に

Slack で Agentforce を使えば、エージェントがチームの一員に。Slack 内にある関連性の高い会話や信頼できる企業データをもとに、Agentforce が仕事の流れのなかでアクションを提案・実行してくれます。

AI エージェントがチームの一員に

新しいエージェントとそのスキルを知ることで、人間のチームメンバーと同じように、チャンネルや DM、スレッドを通じて、エージェントとのスムーズな協働が実現。メンションするだけで、背景情報を提供してもらったり、自律的にアクションを実行してもらったりできます。

    Slack でエージェントと連携する方法をチェック

    47%

    生産性の向上を実感している Slack ユーザーの割合。

    出典 : Slack のユーザーアンケート(2024 年)

    Slack エージェントのテンプレートですばやく開始

    Slack エージェントのテンプレートを使って、研修、サポート、顧客インサイトなど、トピック別のガイドに沿ってセットアップすれば、目的に合ったソリューションを簡単に導入できます。必要に応じてカスタマイズも可能。データを連携させて、インテリジェントなチームメンバーとしてエージェントに活躍してもらいましょう。

      Slack エージェントのテンプレートについて詳しく見る

      70%

      生成 AI で実現できる、潜在的な節約時間の割合。

      出典 : McKinsey Digital Insights、2023 年

      エージェントが会話のコンテキストを活用

      会話データの活用で、エージェントの判断力がアップ。Slack に保存されている組織のパブリックな会話データや、エンタープライズ検索で見つかる連携済みのサードパーティーアプリを利用することで、エージェントはより正確で効果的なパフォーマンスを発揮できます。

        エンタープライズ検索についてもっと詳しく

        80%

        企業データに占める非構造化データの割合。

        出典 : MIT Sloan School of Management「Tapping into the power of unstructured data」Tam Harbert(2021 年)

        Agentforce で Slack でのアクションを自動化

        エージェントに、チャンネルの作成や canvas の更新、ダイレクトメッセージの送信など、Slack のアクションを実行してもらいましょう。エージェントにタスクを担ってもらうことで、自分の仕事がぐっとスムーズになります。

          エージェントが Slack のアクションを実行する仕組みをチェック

          44%

          生成 AI を早期に導入した企業のうち、すべての領域にわたり収益が増加したと報告した企業の割合。

          出典 : McKinsey「The state of AI in early 2024:Gen AI adoption spikes and starts to generate value」(2024 年)

          生成 AI が今日の企業の大きな可能性の扉を開く

          • 60%

            予算のうち人的資本が占める割合1

            企業予算の大部分が投じられるのが人材です。AI エージェントで人材の能力を高めれば、投資効果を最大化できます。

          • 40%

            パフォーマンスの向上率2

            Slack での生成 AI の活用によって、働く人は大幅なパフォーマンス向上を実感できます。

          • 4.4 兆

            潜在的な収益3

            生成 AI には、従業員の生産性を向上させて、巨大な価値を生み出す潜在力があります。

          あらゆる職種のあらゆる人をエージェントが支援

          人事エージェント従業員の研修や、福利厚生関連の問い合わせ対応のサポート、キャリア開発についての質問に対するガイダンスの提供
          IT エージェントヘルプデスクのチケットの解決や不具合についての連絡など、問題発生時の対応を支援
          カスタマーサービスエージェントその分野に詳しいエキスパートを見つけ、必要なナレッジを抽出して、顧客の問題を解決
          営業エージェントエグゼクティブブリーフィングの準備、提案書の作成、顧客への積極的なリーチに
          マーケティングエージェントキャンペーンの最適化、コンテンツの作成、プラン策定などをエージェントが支援
          法務エージェントエージェントの活用により、コンプライアンスや承認の手続きをシンプル化・自動化
          製品・エンジニアリングエージェント計画、設計、開発、品質確保をエージェントが支援し、チームのアジリティを向上
          サプライチェーン管理エージェントサプライヤーの管理、倉庫運営の自動化、需要予測の支援など

          あらゆる職種のあらゆる人をエージェントが支援

          人事エージェント従業員の研修や、福利厚生関連の問い合わせ対応のサポート、キャリア開発についての質問に対するガイダンスの提供
          IT エージェントヘルプデスクのチケットの解決や不具合についての連絡など、問題発生時の対応を支援
          カスタマーサービスエージェントその分野に詳しいエキスパートを見つけ、必要なナレッジを抽出して、顧客の問題を解決
          営業エージェントエグゼクティブブリーフィングの準備、提案書の作成、顧客への積極的なリーチに
          マーケティングエージェントキャンペーンの最適化、コンテンツの作成、プラン策定などをエージェントが支援
          法務エージェントエージェントの活用により、コンプライアンスや承認の手続きをシンプル化・自動化
          製品・エンジニアリングエージェント計画、設計、開発、品質確保をエージェントが支援し、チームのアジリティを向上
          サプライチェーン管理エージェントサプライヤーの管理、倉庫運営の自動化、需要予測の支援など

          多彩なエージェントが成功を導く

          Slack が、すべてのエージェントとアシスタントを集約するハブになります。独自のカスタム Slack AI アシスタントや、サードパーティ製 AI アシスタントを活用して、仕事を進めるアクションをもっとスムーズに。

          よくある質問

          AI エージェントは、人手を要さずにユーザーのリクエストを処理してくれるインテリジェントシステムです。機械学習と自然言語処理により、簡単な質問から難しい問題まで、あらゆることを扱えます。複数のタスクを同時に処理することも可能です。AI エージェントは自ら学習し、時の経過とともに性能が向上していきます。これが、特定のタスクには人間の介入が必要な従来の AI と異なる点です。AI エージェントは、働く人に代わってアクションを実行してくれる存在です。

          Slack のチャンネルやスレッド、canvas に保存されているデータと、自社のデータソースを結びつけて情報を補完し合うことで、エージェントの応答やアクションの効果がいっそう高まります。

          組織のナレッジの宝庫である Slack のワークスペースは、会社にとっての長期的な記憶バンクのようなものです。AI が真価を発揮するには、単体のアプリやシステムのデータだけでなく、チームでの会話などの非構造化データも含めた、自社のあらゆるデータにアクセスできる必要があります。そのような文脈的なデータは、AI が高品質で関連性の高い結果を出力し、新しい文脈を手がかりにリアルタイムで適応していくためのカギとなります。

          ユーザー生成コンテンツ、自然言語テキスト、音声・動画ファイルなど、企業がもつ、まだ活用されていない非構造化データが、エージェントの推論力や意思決定の精度を向上させ、より関連性の高い結果を導きます。Slack に追加したエージェントに対して、組織の Slack インスタンス内にあるパブリックの会話データへのアクセス権を与えることで、エージェントの精度と能力が高まります。ただし、ユーザーの皆さまのデータは、わたしたちのプロダクトではありません。Slack 内でエージェントがどのデータにアクセスできるかを管理するのは皆さまです。Slack がユーザーの皆さまのデータで大規模言語モデル(LLM)をトレーニングすることはありません。その代わりに、会話の非構造化データに対して高度な検索拡張生成(RAG)技術を用い、エージェントが必要とする文脈を必要なタイミングでのみ提供することで、ユーザーの皆さまが有益な結果を得られるようにしています。

          Slack では、以下の 3 つのタイプの AI エージェントおよびアシスタントを利用できます。

          1. Agentforce : Agentforce は、Slack 内の関連性の高い会話データと信頼できる企業データをもとに、ユーザーにアクションを提案したり、タスクを自動で遂行したりできます。エージェントをカスタマイズすれば、仕事の流れの中で、働く人の生産性をさらに高められます。Slack 上でチャンネルやリスト、canvas の作成・更新などのアクションが可能な Agentforce は、人事や IT、カスタマーサービス、営業など、あらゆる部門の仕事に役立ちます。Agentforce in Slack はまもなく提供開始予定です。詳しくは、営業担当者にお問い合わせください

          2. カスタムビルドの AI アシスタントを Slack プラットフォームに導入 : 目的別に用意された API を使って AI アシスタントを構築し、Slack の UI から直接埋め込めます。チケットやリクエストの処理といったタスクをカスタム AI アシスタントに任せることで、人間は重要な仕事に集中できます。この API には、Slack 開発者センターよりアクセスできます。

          3. サードパーティー製 AI アシスタント : 話しかけるだけで、コンテンツの下書き、市場調査結果の抽出、ファイルの取得や要約といった業務をアシストしてもらえる、サードパーティー製 AI アシスタントを導入できます。現在、Adobe Express や Cohere など、すぐにダウンロードして利用できる AI アプリが Slack Marketplace に用意されています。

          Slack は、サードパーティの AI アシスタントが Slack Marketplace に公開される前に、品質とセキュリティに関するガイドラインの提供や審査を行っています。Slack Marketplace 向けに AI アシスタントを構築するサードパーティ企業は、Slack のアプリガイドラインに従うことに同意する必要があります。ガイドラインでは、ユーザーの Slack データを大規模言語モデル(LLM)のトレーニングに使用することが禁止され、作成するアプリに関する重要なセキュリティおよびコンプライアンスの情報を共有することも求められています。また、Slack のオーナーと管理者は、自らのワークスペースにどのエージェントアプリを追加するかをコントロールできます。

          組織全体に AI を安全に導入できるようにするために構築されたのが、Salesforce の Einstein Trust Layer です。Agentforce のすべてのやり取りに対して、Einstein Trust Layer はバックグラウンドでデータのプライバシーとセキュリティを保護し、あらゆる応答の安全性と正確性を高めることに貢献します。

          • 顧客のデータ : Slack が LLM のトレーニングに顧客のデータを使用することはありません。
          • エージェントのガードレール : エージェントが Slack 内のどのデータにアクセスできるかは、ユーザーが管理できます。また、エージェントがタスクを適切に処理し、想定外の動作を防止できるよう、ガードレールを作成できます。
          • 安全な LLM ゲートウェイ : サードパーティの LLM による顧客および企業のデータの保持や監視を禁止し、基盤となる LLM を安全に運用します。
          • データ保持ゼロ : データ保持ゼロ契約があるため、LLM により応答が生成され、Agentforce に送信されると、LLM で使用されたデータはすべて忘れられます。顧客のデータは私たちの商品ではないからです。Slack のデータマスキング手法により、LLM が企業名や個人名といった機密データを閲覧したり処理したりすることを防止しています。
          • AI モニタリング : やり取りに有害な言葉が含まれていないかどうかを、Agentforce が継続的に監視・分析・検出。バックグラウンドで有害性評価モデルを実行し、有害または危険な可能性があるコンテンツを特定します。

          1 出典 : Deloitte LaborWise、「A powerful lens for unlocking hidden sources of labor overspend」
          2 出典 :Harvard Business School、「Field Experimental Evidence of the Effects of AI on Knowledge Worker Productivity and Quality」(2024 年)
          3 出典 : McKinsey Global Institute、「The economic potential of generative AI:The next productivity frontier」(2023 年)